全ての水晶機巧使いに捧ぐ。強化実装後クリストロン展開ルートまとめ【Crystals Crystrons】
※これは遊戯王デュエルリンクスの記事です。
こんにちは、がりす。です
「水晶機巧(クリストロン)」の強化が来ましたね!
新規が実装されたことで、展開ルートが増え、さらに戦略の幅が広がりました。それに伴って回し方や戦い方が変わったところがあるのかなと思います。
クリストロンの展開に深くまで触れている動画や記事は見られなかったので、前回同様、今回も展開まとめ記事を書くに至りました。
このまとめで少しでもクリストロンを使う人の手助けとなれば幸いです(*'▽')
ぜひ辞書として使っていただければ!
※この記事は第二弾です!
⇓⇓クリストロンって何?回してみたいけどさっぱりなんだけど!って方はまずコチラの前回の記事を読んでどんなものかイメージをつかんでみてください。⇓⇓
この記事では
・クリストロンの新規実装
・クリストロンのおさらい
・エクストラの攻めと守り
・展開ルート
・環境考察
について書きます。よろしくお願いします!
目次
前置き
・表記について
チューナー、非チューナーという単語が出てくると思いますが、クリストロンのチューナー(クオン、シトリィ、リオン)、クリストロンの非チューナー(サルファフナー以外の4種)のことです。長いので省略しました。
・OCG民のために、リンクスのルールについてお話ししておきます
- LP4000
- 初期手札4枚
- デッキ20~30枚
- モンスターゾーン3枚・魔法罠ゾーン3枚
- EX枠最大6枚
- スキル(独自ルール)がある
- 現在、X・Lモンスター、Sチューナー実装されていません
以上のルールがあります。ご注意ください。
クリストロンの新規
さて、クリストロンの新規ですが何が実装されたのかといいますと、モンスターカードと罠カードの2種類があります。
《水晶機巧-シストバーン》
下級の共通効果と墓地除外で水晶機巧のサーチができます
◇《水晶機巧-サルファフナー》のコストになった後、シンクロ素材などに使った後に効果を使うことでアドバンテージを稼げます。同じサーチャーである《水晶機巧-スモーガー》と比べて、サーチ対象が枯渇しにくいので後述する《クリストロン・インパクト》で除外から再利用する価値も高いですね!
◇レベル3ですので、《水晶機巧-シトリィ》と共に《水晶機巧-アメトリクス》のS召喚に使われます。攻撃力1500なのも魅力的で、アメトリクスと合わせて1500+2500=4000でキルをとることが可能です。
《クリストロン・インパクト》
①クリストロンを除外から帰還する効果&相手の守備力を0にする
②対象に取られたとき墓地除外効果で無効にする
◇帰還効果は非チューナーの共通効果と相性が良く、特に《水晶機巧-スモーガー》はこのカードをサーチできるため、スモーガー除外効果→インパクトサーチ→インパクト発動スモーガー帰還→スモーガーをシンクロ素材として墓地へ→スモーガー除外効果…といった具合に1枚で使いまわせます。
◇守備力を0にする効果は、《水晶機巧-アメトリクス》の守備表示効果と一緒に使うことで真価を発揮します。アメトリクス効果で守備表示に→インパクトで守備力を0にといった具合です。
◇墓地除外効果は、対象を取る効果限定ですが、魔法・罠・モンスター効果の区別なく使えるため守備範囲は中々に広いです。《エネミー・コントローラー》や《星遺物を巡る戦い》、クリストロンが苦手な《バージェストマ・カナディア》などを防げます!このカードを墓地に置いておくだけでも相手の行動を抑制することが可能です。
クリストロンのおさらい
ここでクリストロンのおさらいをしておきましょう。
カードの効果説明で尺とってもしょうがないので、前からあるクリストロンについてはさらっと復習しておきましょう。
チューナーモンスター
《水晶機巧-クオン》・《水晶機巧-シトリィ》 ・《水晶機巧-リオン》
チューナーは相手ターンにS召喚できる効果をもっていますね。
非チューナー
共通効果:場のカードをチューナーに変換できる
- 《水晶機巧-プラシレータ》→通称 亀
- 《水晶機巧-スモーガー》→通称 虎
- 《水晶機巧-シストバーン》→通称 龍
- 《水晶機巧-ローズニクス》→通称 鳥
⇓⇓虎でサーチするカード⇓⇓
※エントリーよりインパクトの方が需要が高いです。
サルファフナー
《水晶機巧-サルファフナー》
→通称サル。やはりこいつがクリストロンの要です。こいつがいないとクリストロンは始まりません。
墓地肥やし
ウンディーネはコストで墓地肥やし、ジェネコン(チューナー☆3)を加え手札を増やすことが出来るのが優秀です。効果を無効にされても墓地肥やしを通すことが出来ます。
シンクロモンスター
・相手ターンにS召喚すことで相手の攻撃を抑止できる
・自分のターンに非チューナーの①効果で破壊すると、デッキからチューナーSS+墓地から蘇生で展開が可能
・S召喚したときに相手のモンスターを3枚除外できる
・効果で破壊されることで相手の除外モンスターをパクることができます
・このカードをS召喚するのには、
- 4(鳥)+3(リオン)+2(シトリィ)
- 3(龍・虎)+3(リオン)+3(リオン)
- 5(アメトリクス)+2(シトリィ)+2(シトリィ)
ですることが基本になります。
使えるシンクロモンスター
現時点でエクストラに入る余地があるカードたちです
《ブラック・ローズ・ドラゴン》・《氷結界の龍 グングニール》・《鬼動武者》・《カラクリ将軍 無零》・《甲化鎧骨格》・《白闘気海豚》・《超念導体ビヒーマス》・《灼銀の機竜》
クリストロンはエクストラの枠が狭いのでしっかりと厳選していきたいですね!
エクストラの攻めと守り
展開ルートの前にクリストロンの攻めと守りについてお話したいと思います。よく「クリストロンの回し方・立ち回りが分からない、教えてください」「タイムアウトする、時間が足りない」との声を多数いただくのでここで回答したいと思います。
(※あくまで個人的な意見です)
◇ゴールを意識する
回しきれない人の大半はここの意識が薄いためだと思います。クリストロンに限らず、ソリティア系のデッキにも言えることですが、なにを出したいのかゴールを見据えていない方は途中で分からなくなってしまいがちです。何を出したいのかゴールをはっきりとさせましょう。
◇攻めと守りを意識する
では、S召喚がゴールだとして、何を出していいのかわからないって人はここを意識するようにしてみてください。クリストロンは攻め(自分のターン)と守り(相手ターン)がはっきりしています。
- 自分のターンで相手のカードを除去・ライフを削る。
- 相手のターンでしのぐ・リクルートします。
〇攻めのカード
クリストロンにおける攻めのカードとは相手のカードを除去する効果を持ったカードですよね。自分のターンには除去を狙います。
〇守りのカード
これを相手ターンに出せるか出せないかで大きく勝敗が変わります。相手ターンにはチューナーを用意しS召喚をできるようにしておきましょう。
〇どちらにも有効
以下のカードはどちらにも有効です。場持が良く、テーマによっては1枚で盤面を優位にしてくれます。白イルカは除外を行わない脳筋相手にとても強く、何度でも蘇生します。ビヒーマスは守備が固い相手を有無を言わさず除外し、相手が1体なら攻撃をけん制することもできる。サムライは相手のブラックローズに反応してS召喚できれば復活しますし、攻めには苦手なリバースも無効にします。
◇時間が足りない
これに関しては、今のリンクスの持ち時間の仕様上、タイムアウトしても仕方ない部分もあります(私もよくやります)が、自分のターンではチェーンをOFFにしたりと対策はある程度可能です。他にも、上で言ったゴールを意識することで悩む時間を大幅に減らすことが出来ます。ここは練習あるのみだと思います。是非、展開ルートをみて学んでください。持ち時間増やしてコンマイ!
展開ルート
展開ルート前置き
さて、クリストロンのおさらいはここまでです。
展開ルートをいきなり紹介する前に、どんな盤面が強いのか、どんな盤面で構えられたら相手は嫌なのかを考えてみたいと思います。
前回の記事では「チューナー+非チューナー」の展開ルートをまとめ、相手ターンでのアメトリクスやパワードを意識していました。
新規にシストバーンが増え、「チューナー+非チューナー」構えのルートは莫大に増えましたが、その本質(相手ターンにアメトリクスやパワードを立てるというゴール)に関しては変わりません。そうなると、実際やることは単純です。
- クオン+手札に[☆4鳥、☆5サル のどれか]
- シトリィ+墓地に[☆3龍・虎・墓地肥やし、☆4鳥 のどれか]
- リオン+除外に[☆2亀、☆3龍・虎・墓地肥やし のどれか]
のいずれかを意識すればよいのです。
ですので、この記事では別の展開ルート(ゴール)をまとめたいと思います。
やはり、新規を得て強いのが《クリストロン・インパクト》を絡めた展開です。
この相手ターンでのインパクト発動による除外ゾーンからの帰還でのリソースの確保&守備0にする戦闘補助、自分にターンが帰ってきてからの墓地効果による対象効果の無効がめちゃめちゃ強いです。
流れのイメージとしては、「チューナー+インパクト」構え⇒相手ターンアメトリクス・パワード+インパクト⇒自分のターングリオンガンド・ブラックローズetc.です。
この記事ではこれをまとめていきます。また前回同様、初手でのグリオンガンド展開ルートはまとめたいと思います!
以上、この記事では
- グリオンガンドをS召喚するまでの展開方法
- 相手ターンインパクトを絡めた展開方法
を記したいと思います。
例によって・・・クリストロンのカードを
②非チューナー4種
③チューナー2種
この3種類に分けて、
- ①1枚②2枚 計3枚
- ①1枚②1枚③1枚 計3枚
- ①2枚②1枚 計3枚
- ①2枚③1枚 計3枚
この4パターンを書きました。
また、サルファフナーの、
(1)の効果でSSしたサルファフナーを自爆させ、
(2)の効果でデッキのクリストロンをリクルート
という言葉が省略されてます。普通こうやって使うので問題ないと思います。
- →・・・次の流れ
- ⇒〇〇〇・・・相手ターンで出せるシンクロ
- ルートが分岐するときは①・②などで示します。
- 手札3枚あるのに2枚と同じルートになるもの、書く意味が無いもの、不可能な組み合わせは基本省いています。
- もっと良いルートや間違いもあると思います、コメントかツイッターで是非教えてください。
水晶機巧使いの者がりす。 (@gallis324) | Twitter
では行こう!
グリオンガンド展開ルート
グリオンガンドのS召喚の方法は難しく思われがちですが、基本的には432シンクロか333シンクロか522シンクロに行きつきます(今回のまとめに522Sは使われないです)。抑えておきましょう。
・432S
4(鳥)+3(リオン)+2(シトリィ)=9(グリオンガンド)
++=
・333S
3(龍・虎)+3(リオン)+3(リオン)=9(グリオンガンド)
OR++=
・522S
5(アメトリクス)+2(シトリィ)+2(シトリィ)=9(グリオンガンド)
++=
サルファフナー展開
①サル+亀+虎
- 亀コスト龍SS→虎NS→虎EF龍破壊リオンSS→龍除外EF鳥サーチ→亀除外EF鳥SS→鳥EF
→①虎破壊シトリィSS→432S
→②鳥破壊リオンSS→333S
②サル+亀+龍
- 亀コスト虎SS→龍NS→虎EF龍破壊リオンSS→龍除外EF鳥サーチ→亀除外EF鳥SS→鳥EF
→①虎破壊シトリィSS→432S
→②鳥破壊リオンSS→333S - 龍コスト鳥SS→亀NS→鳥EF亀破壊リオンSS→龍除外EF虎サーチ→亀除外EF虎SS→虎EF
→①虎破壊シトリィSS→432S
→②鳥破壊リオンSS→333S
③サル+亀+鳥
- 亀コスト龍SS→鳥NS→鳥EF龍破壊リオンSS→龍除外EF虎サーチ→亀除外EF鳥SS→鳥EF
→①虎破壊シトリィSS→432S
→②鳥破壊リオンSS→333S - 鳥コスト(①虎②龍)SS→亀NS→鳥EFトークンSS→亀EFトークン破壊リオンSS→(①虎②龍)EF亀破壊リオンSS→333S
④サル+虎+龍
- 龍コスト
①亀SS→龍除外EF鳥サーチ→虎NS→虎EF亀破壊リオンSS→亀除外EF鳥SS→鳥EF
→③虎破壊シトリィSS→432S
→④鳥破壊リオンSS→333S
②鳥SS→龍除外EF亀サーチ→亀NS→鳥EF亀破壊リオンSS→亀除外EF虎SS→虎EF
→③虎破壊シトリィSS→432S
→④鳥破壊リオンSS→333S
⑤サル+虎+鳥
⑥サル+龍+鳥
- 龍コスト
①亀SS→龍除外EF虎サーチ→虎NS→虎EF亀破壊リオンSS→亀除外EF鳥SS→鳥EF
→③虎破壊シトリィSS→432S
→④鳥破壊リオンSS→333S
②虎SS→龍除外EF亀サーチ→亀NS→虎EF亀破壊リオンSS→亀除外EF鳥SS→鳥EF
→③虎破壊シトリィSS→432S
→④鳥破壊リオンSS→333S - 鳥コスト(①亀②虎)SS→龍NS→鳥EFトークンSS→龍EFトークン破壊リオンSS→(①亀②虎)自壊リオンSS→333S
⑦サル+亀+シトリィ
- 亀コスト龍SS→シトリィNS→龍+シトリィ=アメトリクスS→龍除外EF鳥サーチ→亀除外EF鳥SS→鳥EFアメトリクス破壊リオンSS→アメトリクスEFシトリィ蘇生→432S
⑧サル+龍+シトリィ
- 龍コスト亀SS→龍除外EF鳥サーチ鳥NS→鳥EF亀破壊リオンSS→亀除外EFシトリィSS→432S
- 龍コスト鳥SS→龍除外EF亀サーチ亀NS→鳥EF亀破壊リオンSS→亀除外EFシトリィSS→432S
⑨サル+龍+リオン
- 龍コスト亀SS→龍除外EF虎サーチ→虎NS→虎EF亀破壊リオンSS→亀除外EFリオンSS→333S
- 龍コスト亀SS→龍除外EF鳥サーチ→鳥NS→鳥EF亀破壊シトリィSS→亀除外EFリオンSS→432S
⑩サル+鳥+リオン
リサイクラー展開
⑪リサイクラー+亀+虎
- リサイクラーNSサル→亀コスト
▸ルート①龍SS→亀除外EF虎SS
→③虎残しリサイクラー龍破壊リオンリオンSS→333S
→④龍残しリサイクラー虎破壊リオンリオンSS→333S
▸ルート②鳥SS→亀除外EF虎SS
→⑤虎残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→⑥鳥残しリサイクラー虎破壊リオンシトリィSS→432S - リサイクラーNSサル→亀コストリサイクラー破壊→亀除外虎SS→虎EFサル破壊リオンSS→サルEFリオンSS→333S
⑫リサイクラー+亀+龍
- リサイクラーNSサル→亀コスト
▸ルート①虎SS→亀除外EF龍SS
→③虎残しリサイクラー龍破壊リオンリオンSS→333S
→④龍残しリサイクラー虎破壊リオンリオンSS→333S
▸ルート②鳥SS→亀除外EF龍SS
→⑤龍残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→⑥鳥残しリサイクラー龍破壊リオンシトリィSS→432S - リサイクラーNSサル→亀コストリサイクラー破壊→亀除外龍SS→龍EFサル破壊リオンSS→サルEFリオンSS→333S
⑬リサイクラー+亀+鳥
- リサイクラーNSサル→亀コスト
▸ルート①虎SS→亀除外EF鳥SS
→③虎残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→④鳥残しリサイクラー虎破壊リオンシトリィSS→432S
▸ルート②龍SS→亀除外EF鳥SS
→⑤龍残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→⑥鳥残しリサイクラー龍破壊リオンシトリィSS→432S - リサイクラーNSサル→亀コストリサイクラー破壊→亀除外鳥SS→鳥EFサル破壊リオンSS→サルEFシトリィSS→432S
⑭リサイクラー+亀+シトリィ
⑮リサイクラー+亀+リオン
- リサイクラーNSサル→亀コスト虎SS→虎EFリサイクラー破壊リオンSS→亀除外EFリオンSS→333S
- リサイクラーNSサル→亀コスト龍SS→龍EFリサイクラー破壊リオンSS→亀除外EFリオンSS→333S
リサイクラー+サル展開
⑯リサイクラー+サル+亀
- リサイクラーNS龍→亀コスト(①虎②鳥)SS→龍除外EF(SSしてない方の虎・鳥)サーチ→亀除外EFサーチした水晶SS
→③虎残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→④鳥残しリサイクラー虎破壊リオンシトリィSS→432S - リサイクラーNS龍→亀コストリサイクラー破壊→龍除外EF(①虎②鳥)サーチ→亀除外EFサーチした水晶SS
→①虎EFサル破壊リオンSS→サルEFリオンSS→333S
→②鳥EFサル破壊リオンSS→サルEFシトリィSS→432S
⑰リサイクラー+サル+虎
- リサイクラーNS龍→龍除外EF亀サーチ→亀コスト鳥SS→亀除外EF虎SS
→①虎残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→②鳥残しリサイクラー虎破壊リオンシトリィSS→432S - リサイクラーNS龍→龍除外EF亀サーチ→亀コストリサイクラー破壊→亀除外EF虎SS→虎EFサル破壊リオンSS→サルEFリオンSS→333S
⑱リサイクラー+サル+龍
- リサイクラーNS亀→龍コスト(①虎②鳥)SS→龍除外EF(SSしてない方の虎・鳥)サーチ→亀除外EFサーチした水晶SS
→③虎残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→④鳥残しリサイクラー虎破壊リオンシトリィSS→432S - リサイクラーNS亀→龍コストリサイクラー破壊→龍除外EF(①虎②鳥)サーチ→亀除外EFサーチした水晶SS
→①虎EFサル破壊リオンSS→サルEFリオンSS→333S
→②鳥EFサル破壊リオンSS→サルEFシトリィSS→432S
⑲リサイクラー+サル+鳥
- リサイクラーNS龍→龍除外EF亀サーチ→亀コスト虎SS→亀除外EF鳥SS
→①虎残しリサイクラー鳥破壊リオンリオンSS→333S
→②鳥残しリサイクラー虎破壊リオンシトリィSS→432S - リサイクラーNS龍→龍除外EF亀サーチ→亀コストリサイクラー破壊→亀除外EF鳥SS→鳥EFサル破壊リオンSS→サルEFシトリィSS→432S
⑳リサイクラー+サル+シトリィ
㉑リサイクラー+サル+リオン
- リサイクラーNS龍→龍除外EF亀サーチ→亀コスト虎SS→虎EFリサイクラー破壊リオンSS→亀除外EFリオンSS→333S
- リサイクラーNS龍→龍除外EF亀サーチ→亀コスト鳥SS→鳥EFリサイクラー破壊シトリィSS→亀除外EFシトリィSS→432S
以上が、初期手札からのグリオンガンドルートまとめです!
見てわかるように、虎をコストとした場合は大方グリオンガンドまでは繋がりません。必ず亀除外SSだったり鳥トークンSS破壊リオンSSを挟む必要があります。
インパクト構え展開ルート
前述した通り、「チューナー+インパクト」の構えを目指します。インパクト発動のためにはクリストロンが除外されている必要があるため、クリストロンを能動的に除外できる「シトリィ+インパクト」の構えを中心に考えます。その後の展開は後述します。
㉒サル+虎+亀
㉓サル+虎+龍
㉔サル+虎+鳥
㉕リサイクラー+虎
㉖リサイクラー+サル
- リサイクラーNS龍→龍除外虎サーチ→虎コスト亀か鳥の非チューナーSS→非チューナーEFリサイクラー破壊シトリィSS→虎除外EFインパクトサーチセット→シトリィ+非チューナー+インパクト構え⇒アメトリクス
以上が、初期手札からの「シトリィ+インパクト」構えまとめです!
グリオンガンド展開と違ってこちらは、虎をコストとした場合にインパクト構えまで繋がりやすいです。シストバーンの登場によってリサイクラー+サルファフナーの手札からでも展開が可能になったのは大きいですね!
インパクト後の展開
「チューナー+インパクト」構え⇒相手ターンアメトリクス・パワード+インパクト⇒自分のターングリオンガンド・ブラックローズetc.
が強いと前述しましたが、インパクト構えをした後の動き方について2パターン説明します。
「墓地にリサイクラーなどのレベル3とサルファフナー、場にシトリィ+非チューナー+インパクトセット、除外にスモーガー」であることが状況としては多いですし、これが一番作りやすく強いです。これを前提に説明していきます。
①アメトリクスを出す場合
相手が展開してきたところにシトリィ効果で墓地のリサイクラーとシンクロ→アメトリクスS召喚で相手の攻撃をいなしていきます。
相手のエンドフェイズ時にインパクト発動→シトリィSSでこのような陣形で自分のターンが帰ってきます。
そうすると、アメトリクス+シトリィでブラックローズS召喚、アメトリクス+亀+シトリィでヴァーミリオンS召喚、非チューナー自壊シトリィSSで522SグリオンガンドS召喚などが可能になります。
相手が特殊召喚をしないなどの行動によっては非チューナーが居なくなることもありますが、その場合はインパクト発動→シトリィSSでブラックローズS召喚、インパクト発動→虎SSすることで、虎EFアメトリクス破壊リオンSSからアメトリクス蘇生効果でさらなる展開が可能になるため非常に強力です。
※ブログ用 pic.twitter.com/q19ILYDLq4
— 𝑮𝑨𝑳𝑳𝑰𝑺/がりす。 (@gallis324) 2019年11月17日
②アメトリクスを出さない場合
相手がセットのみで何もしない場合。相手がバトルフェイズに入らずターンエンドしてくると、チェーンの設定がAUTOだとシトリィの効果でメインフェイズ終了時にシンクロするか聞かれます。(相手がコチラのシンクロを誘ってわざとターンエンドしている場合もあるので)この場合はシンクロしません。そのままエンドフェイズにインパクトを発動→虎SSします。
そうすると、このような陣形で自分のターンが帰ってきます。
そしたらメインフェイズで、虎+亀+シトリィでブラックローズS召喚、相手の盤面を崩していきます。その後はワンキルを狙って行きます。
実は、①②共にこのインパクト後の展開は通常召喚権を使用していません。ブラックローズやグリオンガンドで相手の盤面を崩した後、通常召喚権などを使ってワンキルを狙っていきましょう!
さて、「コズミック・サイクロン」などのカードでセットインパクトが除去されてしまう場合はどうでしょうか。チェーンするか否か。
これは、しない方がまるいです。初心者がやりがちですがインパクトをチェーンしてしまうと場が埋まってしまい、せっかくチューナー構えをしたのにその効果が使えなくなっています。ワンキルはされないかもしれませんが、盤面を捲ることも難しくなります。
チェーン1コズミックサイクロン
チェーン2インパクト
チェーン3シトリィ
で一応このような盤面にもできますが、相手の攻撃ももろに受けますし、そうでなくても枠が埋まり、ブラックローズなどを出しにくくなり反撃がとりづらくなってしまいます。
ただ、相手のモンスターの守備力をインパクトで0にしたい、手札にクリストロンもいなくてリソースを確保したいといった場合はこの限りではありません。つまるところ、相手に合わせてインパクトの発動は見極めましょうという事です。
おまけ
次はおまけ。おまけはデッキ紹介です!
あくまでメインは展開まとめです笑
海の伝説、ウォーターワールド、チューナー化ノーマル、いいと思います!強いですよね!ただ、オリジナリティを出したいという事で私が生み出したのは「受け継がれる宝玉」型です。
堕天使さえもタイムアウトに追い込む😎 pic.twitter.com/ZK43ntSyNJ
— 𝑮𝑨𝑳𝑳𝑰𝑺/がりす。 (@gallis324) 2019年10月26日
最初にこのスキルに注目して試行錯誤したのですが、
この宝玉型、ネタではなく強いです。
受け継がれる宝玉 |
---|
1ターンに1度、手札を1~3枚墓地へ送って使用できる。墓地へ送った枚数と同じ数の宝玉獣をデッキから魔法・罠ゾーンに置く。このスキルはデュエル中に2度まで使用できる。 |
手札を1枚捨ててデッキから宝玉を表側でだすというこのスキル。手札に非チューナーのクリストロン1枚あるだけで、シトリィ構えができることに加え、インパクト構えをするにはスモーガーを墓地へ送ることが重要で、サルファフナーで1回しかコストで捨てれないところをこのスキルで捨てる回数を増やせるのです。
簡単な例で挙げると、
サルファフナー+シストバーン。
これだけだとかなり弱いですが、宝玉のスキルを使うと、
宝玉スキル龍コスト→龍除外EF虎サーチ→サルEF虎コスト亀SS→亀EF宝玉破壊シトリィSS→虎除外EFインパクトサーチセット→シトリィ+亀+インパクト構え
ができるのです!
(墓地の宝玉がアメトリクスのS素材として機能します)
控えめにいってつよつよですよね?他にも初手の安定感を高める、グリオンガンドにつなげやすくなるといったメリットがあります。宝玉を使った展開ルートもいずれはまとめてみたいものです。
(11月1日時点でのデッキレシピ)
というわけで、説明長くなりましたがレシピです。
断っておかなければいけないのは、シストバーン3枚持っていません。宝玉のスキルととても相性がいいのでシストバーンは3枚をお勧めします。
それでも、11月のランク戦を初日に35勝でキングになれたデッキです。
ざっくりですが解説します。
スキル宝玉⇒エメラルドタートルである理由は、カワイイからというわけでなく、レベル3かつ水属性でステータスが高いからです。レベル3であることでアメトリクスSになれやすく、アメジストキャットのように地属性ではないことで環境に台頭している召喚魔術のエサにならないようにしています。ルビーカーバンクルでも全然問題ありません。
1/30枚で引く確率は13%
2/30枚で1枚引く確率は25%、98%でデッキに1枚残るので2枚採用も大いにありです。
サルファフナー・リサイクラー⇒3枚でも良いですがスキルの安定感があるので、3枚目が腐らないように2枚ずつにしました。
非チューナー⇒個人的には8割型初手に欲しいので、8枚(73%)か9枚(78%)。
チューナー⇒チューナーは非チューナーの①効果のためデッキにいて欲しいので3枚ずつ。チューナー枚数も多いと長期的に戦えるようになります。その代わりエクストラ管理が難しくなるので技術(練習)が必要です。
灼銀の機竜⇒サムライではないのはバックを触りたいのと、インパクト構えの後に作りやすいため。苦手なリバースモンスターに対しても別にサムライである理由は無いので今回はヴァーミリオンになりました。
インパクト⇒現環境では墓地に置いてあっても発動するだでけも強いので雑に3枚でいいと思います。
ラヴァゴーレム・マジックミラー⇒汎用札。
モンスターと罠のサーチが容易なので、神の摂理を採用した型も強いと思います。
⇓⇓こんな感じで回します⇓⇓
味をしめました。宝玉水晶機巧
— 𝑮𝑨𝑳𝑳𝑰𝑺/がりす。 (@gallis324) 2019年10月26日
4ターン目召喚権を使わずにワンキル pic.twitter.com/1eXBPykdeb
(※この動画時は宝玉をアメジストキャット、墓地肥やしをウンディーネで使用していました。)
その後、KCカップでしっかりと結果を残すことが出来ました。最新の構築も載っていますのでコチラの記事もどうぞ読んでみてください!
環境考察
インパクト実装のおかげで除外にめっぽう強くなりました。
採用札によって変わるところもありますが、クリストロンとの相性(取れるか取れないか)を記します。あくまで主観
堕天使⇒とれる。神属がキツイとはいっても1回だけ。わざと打たせてデッキに戻し、インパクトでアドを稼ぎ戒壇の守備置きを0にして殴ります。神属がないところでグリオンガンドしていきます。先行で神属展開されたくはないですね。
メタファイズ⇒まあとれる。ダイダロス除外?なにそれおいしいの?
六武衆⇒とれる。二刀流もインパクト墓地効果で防げるようになりました。ただ先行有利なとこは変わらないです。
古代⇒怖いのは通常召喚されたリアクターだけ。スキルの城にカウンターを乗せないように注意です。
サブテラー⇒にがて。後ろをはがせるか否か。ブラックローズ、グリオンガンドを通せるかどうか。リグリア―ドの除外も多少はケアできるようになりました。リグリア―ドチェーン戦士されるとインパクトで無効にできないので注意。
召喚獣⇒コンセントレイトによるワンキルに気を付ければ十分とれる。インパクトによって守備を0にすればコンセントの打点も下げることはできます。コキュートスも打点で超えていきましょう。対面召喚獣はチューナー構えをしっかりとして守りを意識した方が勝てるでしょう。
霊獣⇒五分前後。取れないといわれていますが、立ち回り次第では勝ちに行けます。ペトルフィンによるバウンスはインパクトで守り、バウンスのコストを吐かせます。お互いにラヴァゴがまあ刺さります。タイムアウト勝ちも全然あります。
天岩戸⇒うーん、こればかりはなんとも。相手の手札次第。岩戸がたたなければ勝てるし、こちらの汎用札次第でも変わる。カウンター罠はやめてくれ。
フォーチュン⇒とれる。スタンバイフェイズのエヴァリー除外には気を付けて。攻めを意識して、グリオンガンドによるエヴァリーの除外を狙っていきます。
磁石⇒とれる。守りを意識。ベルセリオンでワンキルされないように攻めていきます。
前回に比べてまあ勝てるようになりました。ただ、怖いのはスペルスピード3のカウンター罠。コチラも使えますが容易に展開ができなくなる環境は流行ってほしくないところです。
考察に関しては専門分野ではないので、自分で回してみるか、他の方の意見を聞くのも良いでしょう。
おわりに
以上となります。
(疲れた。)展開ルートの確認にめっちゃ時間かけました。
量より質の精神で書いてましたが結局長くなってしましました…ルートが分岐するところもあり、わかりやすく書いたつもりでしたが、見づらかったら申し訳ありません。
これだけ展開ルートがあるとミスなどあると思います。その際はTwitterでこっそり教えていただけると助かります。(頭が回ってない中書いたところもあるので怪しい箇所あると思います…)
是非、読んで参考になった&辞書として使ってやるよって方は記事の拡散・このブログの読者登録してくれると励みになります故、よろしくお願いいたします。
クリストロンは霊獣テーマのように使い手によって勝ち負けが大きく変わるテーマですのでしっかりと練習していきたいですね!
あなただけの水晶機巧を是非見出してみてください(*^_^*)
この記事で楽しいクリストロンライフが送れる方が増えることを願っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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あとがき
11月のランク戦人気カードランキング…
クリストロンがいねぇ!w
(知ってた。2回目)
これ本当に新パック後だよな…??
さすがにクリストロンインパクトが35位の「トロイボム」に負けていることを知ったときは引き笑いが起きたよね。
クリストロン強いし海外のティアリストにも入ってると思うんだけどここまでくるとやっぱ人気ねえんだなって…笑
それとも、前回KC前に堕天使の登場でクリストロンころされたからって次のメインパックでの第二の堕天使の登場に怯えているのか?
⇓⇓堕天使が来た時の私⇓⇓
つぎはきっと大丈夫だよね!
コメント返し
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1.
ありがとうございます。古代のスキルもいいですよね!
シストバーンからサーチもできますし、除外されてもインパクトで帰還できるので1枚でも十分に回せます!ですので、もし新パックを引こうか迷ってるのであれば、前パックを1周しているなら新規狙いに行っていいと思いますよ!
2.
シンクロ枠悩みますよね。私は攻め3守り3を意識してます。
ブラックローズドラゴンを出して全破壊した後の動きですね!
相手によって変わってきますが、ざっくりと2つのパターンに分けられます。
1つ目は普通のパターンで相手の場が何もなくなった状態、この場合はライフを取りに行きます。墓地サルEFからアメトリクスのS召喚を狙ったり、インパク後の展開から亀が墓地にいることが多いのでサルファフナー・鳥といった比較的打点の高いモンスターを墓地の亀除外EFでSSします。とにかくワンキルを狙っていきます。クリボール警戒で3体で攻めても構いません。
2つ目はブラロの破壊の後モンスターが残る場合、例えば霊獣やクリストロンが当てはまりますね。こういった場合はグリオンガンドを狙います。グリオンガンドの出し方は当記事を参考にしてください。これが通れば、3000打点とプラス1000以上の打点でワンキルできます。墓地には大方インパクトもあるのでエネコンなどでパクられる心配もありませんね!このブラロ→グリオンガンドは墓地リソースを除外したいデッキ、例えばフォーチュンなどのテーマにも有効です。ワンキルは取れなくても盤面を取りに行けますね!
3.
いいですね!
OCGの方でアビスパイクは使ってたのですが、改めて考えると宝玉のスキルと相性がいいですね!
アビスパイクNSコスト切龍サーチ→宝玉スキル龍コスト→龍墓地EFサルサーチ…ってことですよね!アビスパイクが☆4なのでエクストラは氷結界の龍シリーズと相性がよさそうですね。
KC後のコメントになってしまいましたが試してみたいと思います!ありがとうございます。