タイミングを逃すについて。【遊戯王OCG】【デュエルリンクス】【Yu-Gi-Oh! Duel Links】
あいさつ
こんにちは。最近、ブログを始める人が増えてちょっと嬉しいがりす。です!
動画というコンテンツもありますが、ブログは自分のペースで読めるのがいいですよね!書く側だけでなく読む側になるのもいいものです。私がブログを始めたころはOCGの人しか見なかったのですが、リンクス勢でブログを書き始める人が増え退屈しない今日この頃。(リンクス界隈は荒れているが、まあいつものことといえばいつものこと。) 気づけば、このブログも始めてから1年と半年が過ぎていました(笑)このブログもたくさんの人に読まれてるといいな。今後も宜しくお願い致します(/・ω・)/
タイミングを逃す
さて、今回は「タイミングを逃す」について書いてこうと思います。
遊戯王をやってる人でも感覚で覚えていたりと、分からない人は多いのではないでしょうか。
タイミングとは
そもそも、タイミングってなんだよってことなのですが。
- 召喚に成功した時
- セットした時
- カードを発動した時
- カードを手札に加えた時
- 表示形式を変更した時
- 攻撃宣言をした時
などなどたくさんありますが、「~時」というのがタイミングになります。
タイミングを逃すものと逃さないもの
さて、なんで「タイミングを逃す」なんて現象が起きるのかというと、それは、必ず発動しなければいけない強制効果と、発動するかしないかを選択できる任意効果があるからです。
そもそも、すべての効果が強制効果なら、タイミングを逃すなんてことは起きないわけです。しかし、すべて強制にしてしまうと無限ループだったりが起きてしまいます。
つまり、タイミングを逃すものは任意効果にあるわけです。
強制効果
- …場合~する。 (タイミングを逃さない)
- …時~する。 (タイミングを逃さない)
任意効果
- …場合~できる。 (タイミングを逃さない)
- …時~できる。 (タイミングを逃す)
強制効果と任意効果のテキストは上のように書かれています。
(最近では強制効果の方は統一され「…場合~できる。」になっているそうです)
そのうち、タイミングを逃すものは「…時~できる。」というテキストです。
タイミングを逃すのが任意効果なのは分かったけど、なんで時と場合で違うのか説明します。そのためには、まず「チェーン」についておさらいします。
チェーンってなんだっけ
簡単に言うと、「カードを発動!→じゃあそれを破壊だ!→じゃあそれを無効にする!」みたいなやり取りがいわゆるチェーンの応酬ですね!
スペルスピードに関しては今回は無視してください。
「①カードを発動!→②じゃあそれを破壊だ!→③じゃあそれを無効にする!」このやり取り、実はすべて同じタイミング(同じチェーンの中)で行われていることにお気づきでしょうか?(厳密には発動が同じタイミングで処理は別)
タイミングというのは「~時」でしたね。
もし、上記のやり取りの中で新たにカードの発動条件を満たした場合、そこのチェーンに割り込むのではなく、そのチェーンが終わった後で新たにチェーンを組みます。
- 「①カードを発動!→②じゃあそれを破壊だ!→③このカードは破壊されたら~できる!→④じゃあさっきのを無効にする!」ではなくて…
- 「①カードを発動!→②じゃあそれを破壊だ!→③じゃあそれを無効にする! ①さっきのこのカードは破壊されたら~できる!」って感じです!
後のタイミングで解決(処理)します。
チェーンとはつまり、同じタイミングで発動するカードを、問題が起きないようにすんなりと解決するためのシステムなわけです。
時と場合
さて、「時と場合」の話に戻りますが
任意効果
- …場合~できる。 (タイミングを逃さない)
- …時~できる。 (タイミングを逃す)
チェーンの応酬の中で、「時」と「場合」の発動条件を満たしたとき、
「…場合~できる。」というのは発動条件を満たせば新たにチェーンを組むことが出来ます。
「…時~できる。」は発動条件を満たしても新たにチェーンを組むことが出来ないのです。
上の例で言うと
①さっきのこのカードは破壊されたら~できる!
っていうのが新たなチェーンになります。
「強制効果」や「場合の任意効果」は、タイミングがかき消されることはなく、発動条件さえ満たせば新たにチェーンを組むことが出来ます。
しかし、「時の任意効果」は、発動条件を満たしてもそのタイミングで他の処理があると、タイミングがかき消されてしまい、新たにチェーンを組むことが出来ず、結果的にタイミングを逃すというわけです。 これがタイミングを逃す理由です!
タイミングを逃す要因
- チェーン2以降で発動条件を満たした時
- カードのコスト、アドバンス召喚等のリリース、シンクロ素材等で墓地に送られた時
- 一連の効果の途中でその発動条件を満たした時
さて、タイミングを逃す要因として今まで説明してきたのは1.についてでしたが、2.と3.でもタイミングを逃します。しかし2.と3.については簡単です。
※一連の処理、一連の効果というのは、「なになにする。その後、なになにする。」ってやつ
ここに、時の任意効果「…時~できる。」であるぺーテンがあります。
さて、このぺーテンアドバンス召喚の素材になったら効果を使えるでしょうか?
答えはNO!
・アドバンス召喚の素材になったとき、
①リリース→②アドバンス召喚に成功 という一連の処理です。①でぺーテンは墓地へ送られますが②のタイミングにかき消されてしまします。シンクロ召喚でも同じです。
・カードの発動のコストになったとき、
①コスト→②カードの発動 という一連の処理なので②のカードの発動というタイミングにかき消されてぺーテンの効果はタイミングを逃すことになります。
・一連の効果の途中でその発動条件を満たしたとき、
①なになにする。→②その後、なになにする。 という一連の処理なので①で墓地へ送られても②にタイミングをかき消されてしまいます。逆に言えば、②のタイミングで墓地へ送られればぺーテンの効果は使えます。(もちろんほかのタイミングに邪魔されていない状況に限ります。)
まとめ
- タイミングにはいろいろあります。「~時」
- 「強制効果」と「場合の任意効果」はタイミングを逃さない。新たにチェーンを組むことができる。
- 「時の任意効果」はほかのタイミングに邪魔されやすくタイミングを逃すことがある。 新たにチェーンを組むことができない。
おわりに
いかがでしたか。少しはタイミングを逃すについて解決できたでしょうか。
また機会があったら遊戯王のギモンについて触れていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。